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天然海 天然森 について

 

Ⅰ. フードロス

「天然海 天然森」で使用する魚や肉は、従来捨てられていた天然の食材(網にかかってしまう雑魚や、害獣とされて駆除されてしまう猪)を主に使用しています。

 

 

 

山仁のストーリー

 

Ⅰ. 網元、山仁について

山仁の先祖は瀬戸内海の海賊と言われる松下家です。
時代の変化により海賊から網元となりました。(※諸説あり)

網元とは、漁網や漁船を所有する漁業経営者のことです。
網元制度の成立は江戸時代中期、都市の発展と農村における干鰯(肥料)利用の増大によって水産物に対する需要が急速に高まり、それに答えるべく大きな網がつくれる麻網の導入など、技術革新が行われ、沿岸漁業を中心とした各種漁法が相次いで確立されました。その一方で漁業の中に貨幣経済が導入され、村の中で富裕な漁民や地主が村落の漁業権を掌握して網元へと転化し、網元を中心とした漁業へと変化していきました。

山仁は代々、徳島県鳴門市北灘沖を漁業としてきました。
現松下家当主14代目として、歴史と伝統を受け継ぎ、北灘の海を守り続けています。

 

 

Ⅱ. フードロス

漁獲の過程で、網にかかって弱ってしまった魚は、商品として売ることができません。
しかし、鳴門海峡で捕れた雑魚はすべて天然魚であるため、加工して商品化することで、美味しく、健康的な天然魚をお客様にお届けすることができるのではないかと考えました。

例えば、山仁では、約20cm未満の真鯛はできる限り海に帰していますが、漁の過程で弱ってしまった約20cm以上の真鯛は天然の魚醤として商品化しています。

 

 

Ⅲ. 山仁のこだわり
  1. 「刺し身でも食べられるもの」を加工
    捕れた天然魚を生の状態のまま加工することで、鮮度の高い状態を保ったまま商品化しています。

  2. 捕れた場所ですぐに加工
    水揚げされた天然魚を、水揚げされた場所から、徒歩数十秒程にある加工場で加工する産地加工を行うことで、鮮度の高い状態を保ったまま商品化しています。

  3. 職人の手作業
    山仁の商品加工は、すべて職人の手作業で行い、ひとつひとつ丁寧につくった商品をお客様にお届けしています。

 

 

Ⅳ. 鳴門の漁場

瀬戸内海、播磨灘の鳴門海峡は、世界一の大きさを誇る鳴門のうずしおがあり、日本一の速さです。
山仁はその西側を漁場とし、潮の流れが速く、水質も良く、餌も豊富な漁場で、鳴門海峡の激流にもまれ育った天然魚も漁獲しています。

 

 

世界一の大きさを誇る鳴門のうずしお、激流にもまれ育った、山仁の天然鳴門鯛

鳴門北灘 網元 山仁は、先祖は瀬戸内海の海賊で、現当主で十四代目です。
歴史と伝統を受け継ぎ、うずしおの海を守り続けています。